Don’t forget accessibility. / IRIS


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Don’t forget accessibility.

○電子書籍市場の広がり

 誰もが電子書籍をつくり、世界中に配信することが可能な時代になりました。電子書籍を一躍有名にした、AmazonのKindleは世界中で○○○万台売れているといわれています。とある著者は、紙の本での出版経験もないままKindle向けに本を書いたところ、年100万ドルを売り上げるベストセラー作家になりました。

○目的に応じたフォーマットで

 電子書籍はなにもKindleを対象としたものだけではありません。一般的な文書形式PDFで提供すれば、Kindleだけでなく、パソコンやケータイなど、様々な端末で見てもらうことができます。また、縦書きやルビを表現したければXMDF、音声読み上げに配慮するならばEPUBや.bookと、用途に応じたファイル形式がたくさんあります。

○お好みのデバイスで

 著者と読者をつなぐ接点、電子書籍を読むデバイスも、AppleのiPhoneやiPad、GoogleのアンドロイドOS搭載端末や、SonyのReader、シャープのGALAPAGOSと、多種多様なものが市場で流通しています。読者は、紙のように読みやすい端末、ネットと併用しやすい端末等と、好みの目的・シチュエーションに応じて電子書籍を利用できます。

○提供側の課題

 一方で、本を届けようと思う人にとっては、疑問が浮かびます。どのフォーマットで本を提供すればいいのだろう?その前に、まずどのデバイスで読まれることを想定すればいいのだろう?…想定されるすべての端末に、すべてのフォーマットで本を提供することはお金がかかりますし、「勝ち馬に乗ろう」と思っても、現状ではどれが勝ち馬になるか、見通しがつきません。

○ワンソース・マルチユース

 様々なデバイス・様々な人々に本を届けたいと思った時に、効率的なのが、「ワンソース・マルチユース」を想定した電子書籍ソリューションの利用です。一つのフォーマットでファイルを作っておけば、あとはiPad、android、パソコン等々、端末に応じて最適化してくれます。何度も書籍を作り直す必要はありません。一度の作業で、「たくさんの人々」が読者の対象となります。


でも・・・

○アクセシビリティを忘れていませんか?

 そのソリューションは書籍の音声読み上げに対応していますか?「音声で読書」する人々はたくさんいます。「たくさんの人々」に読んでもらうつもりが、実はその人達を読者の対象から外してしまっている、ということはありませんか。例えば、PDFは、画面を目で見て読む人にとって便利だったとしても、音声読み上げに対応していないために、その人達を読者の対象から外してしまっているのです。

○アクセシビリティに優れた方法はたくさんあります

 難しいことではありません。例えば、HTMLに掲載すればスクリーンリーダーで読むことが可能です。EPUB形式は非常にアクセシビリティに優れたフォーマットです。縦書きや段組にも対応し、どのような書式の文書であってもほぼ正確に読み上げることが可能です。
 音声読み上げの手段は、既に開発され活用されています。でも、電子書籍の音声読み上げは、進んでいません。現在ある技術で電子書籍を音声読み上げさせるのは十分可能なのに、それができないままなのは、なぜなのでしょうか?

○大事なことは、なぜ実現されていないのかを知り、他にどの様な手段があるか知ること

 私たちは、アクセシビリティに配慮した電子書籍の実現を目指して活動していきます。誰も読者の対象から外さない電子書籍を実現させませんか?

一緒にIRISの輪を広げていきましょう!